2008年02月23日

Cat's Eyes CE-600

スペック
胴型 ドレッドノート
表板 スプルース単板
裏板・側板 ローズウッド
棹 マホガニー 指板・下駒 ローズウッド

1975年〜1980年 当時定価60,000円
CE600_01.jpgCE600_02.jpg
ある日友人が、小汚いビニールケースに入ったこいつを持ってやって来ました。

姉の物だが処分するそうなので、使うならあげるよ・・・との事で、早速取り出そうとしたものの、ビニールケースがいたるところにはり付いていて、簡単に出てきそうもない。
奧まで手を突っ込み、慎重に癒着部分を剥がして、やっと出てきたのは見るも無惨な全身白濁のCE-600でした。
CE600_05.jpgCE600_03.jpgCE600_06.jpg
ネックヒールに至っては、白濁を通り越して緑濁しています。
当時私はCat's Eyesのギターに興味は無かったのですが、あまりにあまりな状態のこいつがこのまま終わってしまう事が不憫で不憫で・・・そんな訳で、快く引き取る事にしました。
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ヘッドの表裏共に酷い白濁です。

ボロボロになりながら輝いているのはGROVERのペグです。

象徴的なSnowflake&Cat's Eyesの白蝶貝ポジションマークがとても美しいです。

センターストリップにCF Martinの焼き印が入るのはもう少し後のようです。
ネックブロックにはシリアルとCE-600のスタンプがあり、どうやら1978年製らしいです。
サウンドホールの陰にトラスロッドが見えます。
CE600_10.jpgCE600_11.jpg

我が家にやってきた時のこいつは、まったく鳴らず響かず、見た目だけでなく音までもがクズギターだと思ってました。
ところが、そんな奴でも時々弾いてやっていると、だんだん音が良くなっていくのです。
長年にわたる過酷な環境で響き方を忘れていたのでしょうか、2年も経つ頃にはまるっきり別のギターになっていました。

見た目と違って良い音がする・・・JUNK好きにはたまらない快感です。

世間でも時折話題になる白濁ですが、このCE-600の場合はビニールケースに長期間収納していたため、湿気により変質が起きたものと思われます。
取り出した時は、塗装面とケースがしっかりとはり付いていましたが、剥がしてみると溶けたような痕跡はなかったので、塗料とケース間の化学変化ではないと思います。
私の場合、ギターはすべてケースから出して保管しています。
保管方法には諸説あるようですが、今のところ他に白濁したギターは現れていませんし、CE-600の白濁も進行はしていないようなので、今のままでも良いようです。

ちなみに、巷で言われているアイロンを使った白濁の対処法も試してみましたが、こいつには合わなかったのか全く変化ありませんでした。





posted by Takeshi at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ギター | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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